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ジェネリック編 19

病院のジェネリック化は可能か?

かくして、メーカー、流通体制はジェネリックシフト化されつつある。
では、擬似最終消費者である医療機関はどうなのか。
クリニカルパス、DPCの時代。
当然、ジェネリック化するであろう、と思いますか?
今のままでは、単純には進まない。

某医薬品卸業の幹部の方は、卸業であるにも拘らず、クリニカルパス勉強会を会社としてお手伝いするといったことが平均的病院の実情だと言われた。
勿論、オレのところはそんなお粗末なものではないという方もおられよう。
一般論として、クリニカルパス、DPCといった新たな動きに医療チームの中で鈍感なのは、薬剤師だといわれる。

クリニカルパスは、治療の標準化が前提で、標準化すれば、標準医薬品リストも必要。
実態は、医薬品リストそのものが病院の薬局ではキチンと把握されていないことが多いということらしい。
役所が閣議決定までしても、これから途は遠い。

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