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ジェネリック編 06

ジェネリックへの素朴な疑問

ジェネリックへの素朴な疑問は、「安い」こと。
どうも、安かろう、悪かろう信仰に基づくらしい。
内容に立ち入れば、先発品と物質そのものが異なるのではないかという疑問すらあるらしい。

有効成分の話ですが。
別の言葉でいえば、粗悪品。
先発品と同じ有効成分を含んでいないという。
日本のジェネリックメーカーの中には、過去を振り返ると、必ずしもお行儀がよかったところばかりではないことも事実。
業界の中でも、中小零細のジェネリックメーカーの中には、未だにあるのではないかという囁き話はある。

実際、パテント切れ薬(先発品)1つに対し、20~30種類ものジェネリック(後発品)が売り出されることがあるという。
そのどれもが品質を維持できているかどうか、常に問題となる。
先発品、特許薬と同じ有効物質かどうかについては、厚生労働省が厳密な検証を行うことを義務付けている。
この過程を経ている限り、有効成分が同一物質であるか否かは担保されている。

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