2010/01/14
博白 03
期末試験の採点をしている。
今回から、授業のやり方を少し変えた。
冒頭に、5分間エッセイを書いてもらう。
例えば、critical-massとは何かという定義を示し、「ドラッグストア業界での売り上げのcritical-massについて述べよ」といったもの。
このテーマをみて、頭を抱え嘆息する学生もかなりいた。
当事者ですらどうかという問題。
意図は、「物事には必ず正解がある」、「試験とは、知識を吐き出すもの」といったものの考え方を少し軌道修正してもらいたいということ。
で、試験課題も、講義の内容をどのように消化し、自らの考えを述べるというラインのもの。
やってみてわかったことは、5分間エッセイで輝いている学生は、期末試験でも同様。
これからの薬剤師は、臨床が重視される。
Impromptu(即応)が試されると思う。
でなければ、医療現場で、他の医療従事者からの信頼を得ることは難しい。